慢性硬膜下血腫

昨日、母が祖母の七回忌の法要に出かけた。
ここ10年、親戚が1.5年に1人のペースで亡くなっているので、母は頻繁に葬儀
に出向いている。

しかし、祖母の七回忌ともなると、出席者も少ない。
母の兄弟のうち、2人はなくなっていて、嫁、婿をいれると、4人が既に他界し
ているので、残った兄弟とその嫁5人と実にこじんまりとした法事を行う予定
であった。
だが、結婚したばかりの孫と、ひ孫たちが参加できるということで、おじらは
楽しみにしていたようだが、母は私たち家族が行かないのを不満に思っていた。

しかし、法事から、折詰した寿司を山のように携えた母が帰宅。
なんでも、ハプニングがあり、4人しか参加できなかったので、食事が余ったと
いうのだ。

わけをきくと、叔父がおかしな言動をしているというので、孫夫婦が病院に連れて
いくことになり、欠席したというのだ。

そして、話を聞くと、慢性硬膜下血腫で緊急手術したというのだ。
なんでも、数日前、酒を飲んで転んで頭をうったらしいのだが、脳に血がたまって
意識障害などの症状が起きていたというのだ。

慢性硬膜下血腫の血液は硬膜の下、すなわち硬膜とくも膜の間に溜まってゆき、
その下にある脳を圧迫するようで、手術して、圧迫した血液を生理食塩水で洗い流し
てしまえば、脳梗塞や脳溢血などの後遺症の心配はないようだ。

おじは、血圧も高く、心臓も悪い。
恐らく、ワーファリンなどの薬も飲んでいるのだろう。
お酒も大好きで、かなり条件がそろっている。
息子が電話口でぱっと気づいてくれて、早めの処置ができてよかった。
おばあちゃんには申し訳なかったのだが、日頃、行きのない息子このタイミングで知らせ
てくれたのだろうか。

普段、交流が全くないのだが、人の命が関わる場面で必ず支えあうのが親戚という不思議な
関係。

中高年になった今、親戚との付き合いの大切さを実感する。